libAlexandrina.so.tDiary
2015-01-31 Saturday
富山合同勉強会 .NET & Java に参加した
富山合同勉強会 .NET & Java ~ぶりしゃぶで休もう~ - MVP Community Camp 2015 北陸会場 - に参加してきました。
いろいろありますが、世界はJavaと.NETで回っているわけで(あ、Objective-Cもか)、彼らの現在やトレンド、向かおうとしている方向など、必ず参考にせねばならぬので、楽しみにしていた。 Microsoftの井上さんもいらっしゃるとのこと。
JavaOne 2014 サンフランシスコの最新レポートについて
うーん・・・。うーーーん・・・。何が、うーん、か?というと、なんていうの?ファンボーイズムを生みだそうとしているというか、すでにできているというか・・・。いや、これは Java だけに思ったことではなく、 AWS でも .NET でも、そう思ってます。
自分が学んでいる言語、プラットフォームというものについてどうあるべきかというのを再度考えさせられた。また考えなければ。
Javaの新しい風 - Project ValhallaとProject Panama
いろいろ話があったけれど、Javaにおいても、L1、L2、L3キャッシュに載せないと演算が遅い!なのでこれまでの配列をreferenceの配列じゃなく、ちゃんとC言語のようなメモリ上に並んでいることが確実なほんとうの意味の「配列」にするために、Javaを拡張しようとしていっている、という話が印象ぶかかった。
しかし、そういうことを意識しなくて使えるのがVMを持つ(もしくはJIT Compile)のいいところではないのだろうか?これに対応するためにまた謎のキーワードを増やしたり、同じようなアルゴリズムを書き方によってはプログラムの品質(速度といった意味で)に大きく差がでてしまうというのはよくないんじゃないかなぁーと。それやるならCやC++でやればいいんじゃないの?と感じた。どうなんだろうか?
「C# / F# / Java ジェネリクス談義」
非変(nonvariant)・共変(covariant)・反変(contravariant)、このあたりは文献を読むのに大事なキーワードになってきそうだ。
このジェネリクスについて語っているときほど、ダックタイピングのシンプルさが結局の解なのでは?と考えてしまう。だからといって、型チェックの利点を否定するわけではない。
ストレートに言うと、最初の話にも戻るが、こういう「コンパイラ/言語にいうことをきかせるために人間が工夫する」というのはなかなか不利益な感じがするんだよな・・・。
「なにから始める? Jenkins」
Javaなら、自動ビルドでjar配布とか、コードレビューとか、そっちの話にも踏み込んでいただきたかったが、今回はおそらく JenkinsがJavaでできているということもあってまぁ紹介のみといった感じ。割と私とやってることが似ている。最後に質問もさせてもらったが、1プロジェクト1Jenkinsだとか・・・。これはうらやましい。
「Linux & Mac OS でも動く! ~ クロスプラットフォーム対応に見る ASP.NET Core 5 の可能性 ~」
なるほど!動く!ということをみせてもらった系。特にDockerでも動いているのをみせてもらったのはよかった。
サーバサイドもクライアントサイドも同じ言語でやるには、Unity/+.NETでC#で統一か、html5Webアプリ(WebView)+xxx.jsだと考えているが、双方ともforkがおこるなどホットな話題すぎてなかなかついていくのが難しいが、Windows + VisualStudio が最強のC#開発環境なのは誰も反論できないと考えているので、私としては乗っかるとしてはこれだなと考えている。総合力はやはりMSさんは金さえだせば得られそうだし。
ハッピーアワー
会場の裏で仕事していました・・・。
総括
結局最後以外延々Javaのセッション会場にいたが、井上さんと話できてよかった。このMSの歴史の転換点でエヴァンジェリストの目を見て話ができたのは本当によかった。AWSのエヴァンゲジェリストは退職ラッシュのようだが、それでも、やはり、本気度、実感度が得られたと思いたい。ぶりしゃぶはうまかった。