libAlexandrina.so.tDiary
2015-04-19 Sunday
読了 > 社長のための人材錬金術 ダメな奴でも「たたいて」使え!~ゴトー式 人の使い方・活かし方
耳の痛い本であった。いわゆる「真面目系クズ」という単語が表れる前のそういった人々をいかに優秀な従業として使うか?という話、エピソード、テクニック集と感じる。しかし、これと並行して読んでいるのが、「モチベーション 3.0」なので、いろいろとまた思うことが多い!
前職で始めて部下を持つ立場になったわけだが、とてつもなく思ったのは「従業員というのは訓練されないとなれないのではないか?」ということである。
採用についても触れられているが、私はいまフリーという立場上、「会社組織」というものについて、いろいろと疑問があり、いまだに解決していない。そもそも、これは私の中では答えがでていないが、世間一般ではどうなのだろうか?この本ではズバリと言っている部分は、みな「もやっ」としている部分だということではないだろうか。
そして、大中小企業それぞれで「社員」「従業員」というものの定義が恐ろしく違うのではないか?そんなことわかっていてもひとくくりにしてないか?ブルーカラーホワイトカラーがせいぜいか?いや、ブルーカラーは従業員とは違うのか・・・。
会社のサイズはよくわからないが、もしも「会社組織として」ともに働く、給与を出す、もらう、ということをおこなうならば、「会社とは」「従業員とは」「商売とは」このあたりの価値観は、はっきりさせておかないと、いざというときにいろいろと持たない、納得できないだろうなと思う。
最後に、「勝ち確な相手に駆け引きを持ちかけるという付き合いをするのか、誠実に付き合うのか」(超意訳)というところが本当に刺さった・・・。私が、人間関係や商売についてすごい悩んだりするのはまさにココなんだよなぁ・・・。つまり、私は結局前者だけしかやってこなかったのでこんなに薄っぺらい生活してるんだろうなぁ・・・と。
まあ、真面目に従業員やるにしても、人を使うにしても、読んでみると知見が得られると思います。